前のページに戻る
水明楼
suimei-rou
小諸義塾塾長木村熊二先生の別荘。
中棚の地が景勝の地と見てとった
木村熊二先生は明治31年(1898)5月
足柄町の士族屋敷にあった書斎を移築した。
木村熊二先生は、明治26年11月〜明治39年3月
まで、小諸義塾塾長として青年教育に尽くされ、また
果樹栽培等の奨励を通して産業にも貢献された。
弘化2年京都に生まれ、明治2年〜15年にアメリカ
留学。帰国後は明治女学校校長等を経て小諸義塾創立。
島崎藤村をはじめとする、すぐれた教師集まったのは
木村塾長によるところが大きかった。
「千曲川のスケッチ」(島崎藤村)にも登場し、
義塾の教師の交歓も行われた。
萱葺き屋根が素晴らしいですね。
1999年4月に撮影したとき、
「だいぶいたんできました。
ここで葺き替えないと、雨漏りがいまにもしてきそうです」と
案内してくれた中棚荘 荘主 富岡 正樹さんは見上げてつぶやきましたが
2002年に葺き替え工事が始まりました。
水明楼と木村熊二父子
前のページに戻る