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さ ん の も ん

三 の 門

三の門

慶長期(1569-1689)にかけて、入母屋造り木求(こけら)葺(ぶき)で建造されたものです。寛保二年(1742)の寛保の戌(いぬ)の満水で流出し、明和二・三年頃(1766)再建され、切込みハギの石垣に渡された渡り矢倉で、三間の矢倉門で寄棟造、棧(さん)瓦葺。左右袖塀があって、矢狭間(やざま)、鉄砲狭間がついています。

平成五年十二月九日、国の重要文化財に指定されました。

明治五年(1872)に入札払下げで民間の所有になりましたが、再び懐古神社に寄附され、約250年の遺構そのものを示し、明治十三年(1880)以来、懐古園の表門となっています。



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