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小諸市指定文化財
駒形社々殿
駒形とは馬の神様で、牧畜に関係する人達が
まつっていました。
この駒形社は中世から知られていた社ですが注目すべきは
一間社(いっけんしゃ)
流れ造り
大こけら葺(ぶき)の社殿で
建立年代は詳かでないが、木鼻や蟇股(かえるまた)、紅梁(こうりょう)等に
室町時代の中期から後期へかけての、この地方の手法をよく残している
貴重な存在です。
昭和52年1月10日指定
字名は享保の始迄ここで「えんしょう」(火薬)を製したといわれる事から
発生した地名。
この神社は集落で祭祀する鎮守的性格の社殿でなかったためなのか
世に知られる事が少ない(現在も小林氏一族が祭礼を行っています)が
大変立派な文化財です。
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