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ゑびす講 明治〜昭和の姿
大塚魚店の大にぎわいしたゑびす講の写真をどうぞ。
明 治 4 2 年
昭 和 5 年
昭 和 6 年
昭 和 7 年
恵比寿講の思い出 (日野原 愛子伯母さん 東京在住)
現在の向かいの呉服屋さんの所に家が在り,その裏の物置のよう
な所で父達が店頭装飾を作っていました。当日まで何を作っている
かは秘密でした。一番印象に残っているのは,北海の荒波の中で,
白熊が,鮭を獲っているところを、熊は石膏のような物でリアルに
造り、荒波は、巾の広い昆布で表現していた様に覚えています。
どこの商人も其の扱っている商品で作品を作成していました。うち
は、何時もお魚に関係した作品でした。最後の日に、商工会議所
の人たちが、全部の作品を見て金賞、銀賞とか付けたと思います。
気候も今よりずっと寒くて雪がちらついた年もありました。うちは
屋根の看板(国分商店)をはずして高い所に飾り付けしました。
わたくしの母達はお店の前の家(現湯本呉服店さんの所)に住ん
でいました。えびす講の時は「ご飯だよぉ〜」と呼ばれても大勢の
人波に流されて、まっすぐ前のお店には辿り着かなかったそうです。
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